関西への出張が入ったとき、ふと思ったんですよ。

「翌日を休みにしたら、海キャンプできるんじゃないか」と。

有給を1日つけて、仕事が終わった夜に南紀方面へ向かいました。大阪から高速で2時間ちょっと。

軽バン(ハイゼットカーゴ)で一人旅。テントは荷室に積んである。


海の目の前にテントを張れる場所がある

関西の海キャンプ場を調べていて知ったんですが、和歌山から三重にかけて、「テントサイトから海が見える」だけじゃなくて「テント前が浜」というレベルのキャンプ場がいくつかあるんです。

関東だとなかなかないんですよね。海の近くのキャンプ場はあっても、テントと海の間に駐車場やら管理棟やらが入る。

南紀の小さなキャンプ場は、サイトの端っこに立てばそこは砂浜で、そのまま海、という景色だった。

テントから出た瞬間に海の音が聞こえる。潮のにおいがする。これが体験してみると思ってたより全然よかった。


夜中に到着して寝て、朝マズメを狙った

大阪での仕事が終わったのが夜の8時くらい。そこから高速を南に走った。

キャンプ場には夜10時ごろ到着。受付は事前予約だったので、決められた場所にテントを設営するだけ。

暗い中でのテント設営は少し手間取りましたが、慣れてくるとなんとかなります。ヘッドライトが必要。これはないと本当に詰む。

設営して、コンビニで買ったおにぎりを2個食べて、そのまま就寝。

翌朝4時起き。


キス釣り、テントから2分の距離で

投げ釣りの仕掛けを持っていきました。キスを狙って。

南紀のキスは夏が最盛期なんですが、僕が行ったのが5月の連休明け。水温が上がり始める頃で、浅場に差してくるタイミング。

テント前の砂浜から竿を振った。

波打ち際から30mくらい投げると、底は砂地。20分で1匹目が来た。20cmくらいのキス。きれいな魚で、日の出の光に当てると銀色に光る。

1時間で7匹。

多くはないですが、朝マズメに一人で砂浜に立って、竿を振って、波の音しか聞こえない状況で、魚が来る瞬間。あの感覚は日常では絶対に手に入らない。


キス釣りの道具、最初は安いセットで十分です

僕が最初にキス釣りをやろうと思った時、何を買えばいいかわからなかった。

結論から言うと、最初は「投げ竿+リールのセット品」で十分です。

単品でそれぞれ買うより安くて、初心者が覚えるまでの間、壊しても痛くない。


釣れたキスはその場でさばいた

砂浜でキスを7匹釣ったあと、クーラーボックスに入れて、キャンプ場に戻りました。

包丁とまな板は持っていっていた。クーラーボックスの蓋をまな板代わりにして、三枚おろしに。

キスは皮が薄くて、おろしやすい魚です。慣れてなくても15分くらいで7匹捌ける。

塩焼きにしました。クッカーに塩を敷いて焼く、シンプルな方法。

これが、うまかった。

朝の6時に、海の目の前で、さっき自分で釣った魚を食べてる。コーヒーを一杯。富士山ではなく南紀の海を見ながら。


クーラーボックスの保冷力は大事

魚を持ち帰るつもりなら、クーラーボックスの保冷力は侮れない。

夏の南紀は日中の気温が上がるので、安いクーラーだと昼には溶けてしまう。

ダイワのクールラインアルファは、釣りメーカーが作った釣り用クーラーで、断熱材の厚みが市販のものとは違います。


タープが欲しくなった話

南紀は天気が変わりやすいんです。

朝は快晴だったのに、10時ごろからにわかに曇って、小雨が降ってきた。

テントの中に逃げ込んだんですが、そこで気づく。「ここはもう釣りできない」

タープがあれば、多少の雨でも外に座っていられる。焚き火もできる。次の訪問ではタープを持っていこうと決めました。


関西出張×海キャンプ、コスパが高い

往復の交通費は仕事の出張費で会社持ち。

追加でかかったのは、キャンプ場代(2,000円くらい)、食材(コンビニと現地スーパー合わせて2,000円くらい)、ガソリン代少し。

合計5,000円以内で、南紀の海の前でテント泊して、朝マズメにキス釣りができた。

これはコスパ高いと思うんですよ。関東からだと交通費だけで相当かかる。

出張×有給の組み合わせ、釣りキャンプ目的でやってる人、意外と少ないんじゃないかな。もし関西に仕事で行く機会があったら、1日有給を足す価値は充分あります。

良い朝マズメを。



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