釣りから帰って腹が減って死にそうになったことがありますか。

あります。やまちゃんは頻繁にあります。


朝マズメ後に腹を空かせたまま2時間運転した話

2年くらい前の秋です。

茨城の港で朝マズメを狙って前泊して、夜明けとともに釣りをしました。前日につりナビで潮の時間を確認して、「5時過ぎが朝マズメのタイミング」とわかったので前泊を決めた。潮の準備だけは完璧でした。

釣果は良かった。3時間くらいで満足できる釣りができました。

問題は、朝ご飯を用意していなかったことです。

水と前日の夜に食べたカップ麺の残りの汁しかない。

「帰り道にどこかで食べよう」と思って車を走らせましたが、早朝7時の茨城の田舎道、開いている飲食店がなかなかない。ファミレスはあったが混んでいた。コンビニのイートインで座って食べる気にもなれなかった。

結果、自宅まで2時間、空腹のまま運転しました。

あれはきつかった。

帰ってきてから冷蔵庫を開けて目についたものを全部食べました。

「次からは現地で食べられる準備をする」と誓いました。


やまちゃんの車中泊メシ、3段階で紹介します

レベル1からレベル3まで、疲労度に合わせて選べるようにしています。


レベル1:インスタントラーメン(疲弊度MAX用)

釣りから帰って頭がぼーっとして何もしたくない。そういうときのやつです。

山岳メシの定番、袋麺を鍋で茹でる。それだけです。

アレンジは何もしません。袋の通り作ります。

ポイントはお湯を沸かす道具だけ準備しておくこと。シングルバーナーとクッカー(小型鍋)があればいい。水は事前に2L用意しておきます。

「こんなの料理じゃない」と思うかもしれませんが、空腹の状態で外で食べるラーメンは旨い。本当に旨い。

具材は卵1個だけ入れます。生卵をクーラーボックスに入れておいて、最後に落とすだけ。これだけで満足感が上がります。


レベル2:メスティン炊飯(体力が少し残っているとき)

米を炊く。これだけで釣行のメシが格段に上がります。

メスティン(飯ごう)は炊飯ができる万能クッカーです。トランギアのTR-210はソロ飯ならちょうどいいサイズで、1合炊けます。

炊き方は事前にYouTubeで見て研究しましたが、シングルバーナーで炊く場合は弱火で15分くらいが基本です。吹きこぼれたら火を止めて蒸らす。

おかずは缶詰が最強です。さんまの蒲焼き、サバ味噌、コンビーフ。缶詰を開けてそのまま乗せる。

「せっかく釣ったならその魚を食べたい」という気持ちはわかります。でも釣った魚を捌いてすぐ調理するのは実は大変です。クーラーボックスに入れて帰ってから落ち着いて捌いた方が美味しい。


レベル3:釣った魚のシンプル塩焼き(元気なとき限定)

現実的に釣行先でやるとしたら、これが限界です。

アクアパッツァとかブイヤベースとかは家でやればいい。

シングルバーナーにフライパンをのせて、釣った魚(小型のアジやメバルなど)に塩を振って焼く。

これだけです。

でも、釣り場の近くで、自分が釣った魚を焼いて食べる体験は格別です。息子を連れて行ったとき、「お父さん、めちゃくちゃ旨い」と言ってくれました。それだけで全部報われる気がしました。


シングルバーナーはSOTO ST-310が鉄板

車中泊キャンプ飯をやるならシングルバーナーは必須です。

SOTOのST-310は車中泊民の定番アイテムです。

コンパクトに折りたためて、火力も安定している。ゴトク(バーナーの上の台)が広めなのでメスティンも安定して置けます。

イグナイター付きなので、ライターがなくても点火できます。これが地味に便利で、手が荒れているときや濡れているとき、ライターだと点きにくいことがある。

燃料はCB缶(カセットガス)を使うので、コンビニやホームセンターで補充できます。遠征先でガスが切れても安心です。


車中泊キャンプ飯の準備リスト

現地で「あれ、忘れた」とならないための持ち物リストです。

食材関係:

  • 袋麺 2個(レベル1用)
  • 米 1合分(レベル2用)
  • 缶詰 2〜3個(サバ味噌、さんま蒲焼など)
  • 生卵 3個(クーラーボックスに)
  • 塩・コショウ(小分けにしてポーチに入れておく)
  • 水 2L以上

調理器具:

  • シングルバーナー
  • ガス缶(CB缶)
  • メスティン or クッカー
  • 小型のフライパン(魚を焼く場合)

これで3日分くらいの車中泊メシはなんとかなります。


「魔法のかまどごはん」という選択肢

最近知ったんですが、燃料不要のご飯セットというものがあります。

ガスも火も不要で、水を入れるだけで炊き立てごはんができるやつ。防災用として有名ですが、キャンプ・車中泊でも使えます。

緊急用として1〜2食分持っておくと安心です。


空腹のまま2時間運転はもうしない

道具さえ揃えてしまえば、車中泊のメシは思ったより楽です。

凝ったものを作ろうとすると大変だけど、「シングルバーナー+メスティン+缶詰」の組み合わせがあれば、疲れ果てた状態でも30分以内に温かいご飯を食べられます。

腹が満たされると、運転も安全になります。

空腹での長距離運転は危険です。

良い釣行飯を。


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