釣具ってどんどん増えますよね。
買ったはいいけど、使う頻度が少ない。釣り方が変わって合わなくなった。新しいモデルが出て気になってる。気づいたら押し入れの隅に段ボール1箱分のタックルが眠っていました。
きっかけは、息子の遊び道具をしまう場所を作ろうとしたときでした。押し入れの下段を開けたら、奥の方から見覚えのないルアーケースが出てきて、開けてみたら何年も投げてないルアーがぎっしり。「あれ、こんなの持ってたっけ」というのが正直な感想です。買ったときは「これで釣るぞ」と意気込んでいたはずなのに、いつのまにか存在ごと忘れていた。これがいちばんもったいないんですよね。使わないどころか、持っていることすら覚えていない。
ルアーやリールって、釣り場で見るとついつい欲しくなるんです。お店に立ち寄れば、新色のミノーやちょっと安くなったロッドが目に入って、「いつか使うかも」と思って買ってしまう。その「いつか」が来ないまま、押し入れに積み上がっていく。妻には「また買ったの」と言われるし、自分でも増えすぎだという自覚はあったんですが、なかなか減らす方向には動けませんでした。
「捨てるのはもったいない。でもメルカリに出す手間もかけたくない」。これがずっと頭の中でぐるぐるしていました。捨てるには罪悪感がある。かといって一個ずつ写真を撮って出品するのは、想像しただけで面倒くさい。結局そのまま放置、というのを何度繰り返したか分かりません。そう思っていた矢先に、釣具専門の買取サービス「ウェイブ」を知りました。段ボール1箱に詰めて送ったら6,200円になりました。
結論:釣具専門買取は思ったより高い
先に結論を書きます。
ウェイブは釣具専門の買取サービスです。段ボールに詰めて送るだけで査定してくれます。メルカリのように1点ずつ写真を撮って出品して、買い手を待って、梱包して、という手間がありません。この「手間がない」というのが、おれにとっては値段以上に大きかったです。
やまちゃんが送った内容:
- 使わなくなったルアー20点ほど
- 替えスプールとラインセット
- ライフジャケット(古め)
- ロッドホルダー(未使用)
合計査定額:6,200円
正直、送る前は「全部で2,000円いけばいい方かな」と思っていました。古いルアーなんて二束三文だろうと。だから6,200円という数字を見たときは、ちょっと得した気分になりました。特にルアーは1個あたり数百円でも、20個まとまれば馬鹿にならない。1個ずつなら「これ売っても300円か」と面倒で投げ出していたものが、まとめて送るだけで一気に現金になったわけです。
段ボールに詰める作業も、やってみたら30分もかかりませんでした。押し入れから出して、緩衝材代わりに新聞紙をくしゃっと入れて、ガムテープで閉じるだけ。あの「いつかやろう」と思って先延ばしにしていた処分が、休みの日の朝にコーヒー飲みながら片付いてしまった。拍子抜けするくらいあっさりでした。
メルカリなら個別に出せばもう少し取れたかもしれませんが、1点ずつ出品する手間を考えると、まとめて送ってすぐ終わるのが自分には向いていました。時間をお金に換算する考え方もあると思います。1個300円のルアーを売るために、写真撮って、説明文書いて、値下げ交渉に対応して、梱包して発送して——その時間で釣りに行った方がよっぽどいい。おれはそういうタイプの人間です。
ウェイブとメルカリを比較した
| 項目 | ウェイブ | メルカリ |
|---|---|---|
| 出品の手間 | 段ボールに詰めて送るだけ | 1点ずつ写真・説明文が必要 |
| 査定時間 | 到着後数日 | 売れるまでの期間がバラバラ |
| 送料 | ウェイブが負担 | 売り手負担(条件次第) |
| 値段交渉 | なし(査定額がそのまま) | 値下げ交渉が来ることがある |
| 売れない可能性 | 査定額が低い場合のみ断れる | 売れ残る可能性あり |
| 現金化までの速さ | 早い(査定後すぐ) | 買い手次第 |
メルカリの方が高く売れる可能性はあります。特にレアなルアーや人気モデルのロッドは、個別出品の方が値がつきやすい。需要のある一点モノは、欲しい人が「多少高くても買う」と判断してくれるからです。逆にウェイブのようなまとめ買取は、相場をならして買い取るので、当たりの一点で大きく稼ぐのには向きません。
ただ、メルカリには見えにくいコストもあります。出品して売れるまで何日かかるか分からない。値下げ交渉のメッセージが来て、そのたびに「いくらまで下げるか」と頭を悩ませる。買い手が決まったら今度はサイズに合った箱を探して梱包する。そして売れ残ったものは、結局また押し入れに戻る。このじわじわした時間と気疲れを、おれはあまり甘く見ない方がいいと思っています。
ただし、「まとめて処分したい」「出品の手間をかけたくない」「早く現金化したい」という場合は、ウェイブのようなまとめ買取サービスの方が向いています。どちらが偉いという話ではなくて、自分が何を優先するかで選べばいいだけです。値段を1円でも高くしたい人はメルカリ、押し入れをすぐ空にしたい人はまとめ買取。おれは後者でした。
やまちゃんの場合は、「押し入れのタックルを今日中に片付けたい」という気持ちが強かったので、ウェイブを選びました。これがもし「半年かけてでも高く売りたい」だったら、たぶんメルカリにコツコツ出していたと思います。優先順位がはっきりしていれば、選び方も自然に決まります。
買取に出す前の注意点
ウェイブに出す前に気をつけた方がいいことが3つあります。これは実際に送ってみて「先に知っておけばよかった」と思ったことです。
1. 壊れているものは査定額がゼロか返却になる
ロッドの折れ、リールの故障など、明らかに使えない状態のものは査定額がゼロになる場合があります。「送れば何でも買い取ってくれる」わけではないので注意。
買取サービスは、買い取ったものをまた誰かに売って利益を出す仕組みです。だから、次に使える状態でないと値段がつかないのは当たり前なんですよね。おれは最初それが分かっていなくて、「壊れたものもまとめて捨てる代わりに送ればいい」と思っていました。でも考えてみれば、壊れたロッドを買いたい人はいません。明らかに使えないものは、無理に箱に詰めず、自治体のルールに従って処分した方が結局すっきりします。送る前に一度、一個ずつ手に取って「これ、自分なら中古で買うかな」と考えてみるのがおすすめです。その目線で見ると、出すものと捨てるものが自然に仕分けできます。
2. 人気モデルはメルカリの方が高い場合もある
バスロッドやエギングロッドの人気モデルは、メルカリで個別に出した方が高くなることがあります。「高く売りたい1点」と「まとめて処分したい残り」を分けて考えるのも手です。
おれが実際にやったのもこの「仕分け」でした。送る前に、押し入れから出したタックルを2つの山に分けたんです。「これは人気があるから個別でも売れそう」という山と、「正直もう値段なんてつかなくていいから手放したい」という山。前者は手元に残してじっくり考える、後者はまとめてウェイブに送る。全部を一緒くたにまとめ買取に出すと、本当は高く売れたはずの一点まで安く買い取られてしまう。逆に全部メルカリに出そうとすると、安いルアー20個に押しつぶされて結局動けない。だからこの仕分けは、最初の5分で済むわりに、一番効く下準備だと思います。
3. 箱なし・説明書なしでも買取してくれる
付属品がないことで査定額は下がりますが、箱なし・説明書なしでも買取してくれます。捨てる前に一度出してみるだけでも損はないです。
おれの場合、ルアーなんてほとんどがパッケージを破って捨てた状態で、リールの箱も説明書もとっくにありません。それでも値段がついたので、「箱を取っておかなかったから売れないだろう」と諦めてしまうのは早いです。もちろん箱や説明書、保証書が揃っていれば査定額は上がります。これから何か新しいタックルを買う人は、将来売る可能性も考えて、最初の箱だけは押し入れの隅にでも残しておくと得かもしれません。とはいえ、すでに捨ててしまったものを悔やんでも仕方ない。手元にあるものをそのまま送ればいいだけです。
売ったお金で新しいタックルを買った
6,200円が手に入ったので、ナチュラムで新しいライン2巻とスナップを買い直しました。
不思議なもので、ただのお小遣いとして使うより、「古いタックルを売ったお金」だと思うと、新しいものを気持ちよく買えるんです。罪悪感がない。妻に「また買って」と言われても、「これ、押し入れの古いの売ったお金だから」と胸を張って言える。実際には全部同じ財布から出ているはずなんですが、気の持ちようというのは大きいです。
「タックルが増えすぎる」という悩みの根本は、「古いものを処分できていない」ことにあると思います。買っては溜まる一方。入ってくる量に対して、出ていく量がゼロだから増える。当たり前のことなんですが、いざ自分のこととなると、なかなかこの「出す」が動かないんですよね。でも売れれば、また新しいものを買う余裕が生まれます。
タックルの新陳代謝、という感じです。古いものを手放して、新しいものを入れる。この流れができると、押し入れがパンパンになって何を持っているか分からなくなる、という状態から抜けられます。おれは今回それを一度やってみて、「半年に一回くらいこのペースで回すといいかもな」と思いました。まぁ、楽しけりゃいいよね、という趣味の道楽ではありますが、その道楽が家の中を圧迫しすぎないように整えておくのも、長く続けるコツなんだと思います。
よくある質問
Q. 送料はかかりますか?
A. ウェイブは基本的に送料無料です(条件は公式サイトで確認してください)。段ボールに詰めて着払いで送れます。
Q. 査定額が低かった場合、断れますか?
A. 断れます。査定額を提示してから承諾するかどうかを決める形なので、「この額では売れない」と思ったら断って返送してもらうことができます。
Q. ルアーは1個から買取してくれますか?
A. ウェイブはまとめ買取がメインです。1個だけの場合よりも、複数まとめて送った方が査定効率が良いです。
Q. ロッドやリールも出せますか?
A. 出せます。折れたロッド・壊れたリールは査定額がゼロになることがありますが、動作品であれば買取対象になります。
Q. 釣具以外(キャンプ道具など)も買取してくれますか?
A. ウェイブは釣具専門です。キャンプ道具は別の買取サービスを使った方がいいです。釣具に特化しているぶん、釣具の査定精度は高い印象があります。
まとめ
押し入れで眠っているタックル、捨てる前に一度買取サービスに出してみてください。
おれが今回いちばん感じたのは、「もったいない」という気持ちで放置していたものが、放置されているあいだじゅう一円も生んでいなかった、ということです。捨てるのがもったいないと思いながら、結局は使われず、忘れられて、押し入れの場所だけ取っていた。それなら誰かに使ってもらった方が、よっぽどタックルのためにもなる。手放してみて、ようやくそう思えました。
メルカリで個別に出せば高くなるものもありますが、「まとめて手間なく処分したい」ならウェイブのような釣具専門買取が向いています。段ボールに詰めて送るだけ。やまちゃんは6,200円になりました。送る前に「人気で高く売れそうな一点」と「まとめて手放したい残り」を仕分けておくこと、壊れて使えないものは無理に詰めないこと。この2つだけ気をつければ、あとは箱に入れて送るだけです。
タックルを売ったお金で新しいタックルを買う。そのサイクルが回れば、押し入れはすっきりします。完璧に断捨離しようと気負わなくていいです。まずは「もう使わないな」と分かっているものを一箱ぶん。それだけでも、押し入れを開けたときの気分はだいぶ変わります。おれもまた半年くらいしたら、たまった分をひと箱まとめて出すつもりです。